筋緊張性頭痛とは?
筋緊張性頭痛とは、頭から首や肩にかけての筋肉が緊張して血流が悪くなり、疲労物質が筋肉にたまって、神経を刺激することで起こる頭痛です。肩こり人口が多い日本人にはもっとも起こりやすいタイプの頭痛といえます。
一日中パソコン操作をしている人などに多くあらわれるもので、疲れが出てくる午後以降に痛みが強くなる傾向があります。頭をしめつけられるような重苦しい痛みはいつからともなく始まってダラダラと続きます。
では、その症状、原因、対策についてわかりやすくお伝えします。
筋緊張性頭痛の症状
症状は、ズキンズキンと脈を打つ痛みではなく締めつけられるような痛み。首筋から後頭部にかけてジワーっと両側が痛む症状で、背中や首や肩のコリ、目の疲れやめまいをともなうことがあります。
片頭痛は突然起こりますが、筋緊張性頭痛は、いつとはなしに痛みが始まってダラダラと続きます。毎日起こる人もいれば週に数回という人もいます。お風呂に入ったり、運動をしたり、マッサージをうけたり、お酒を飲んだりすると、症状が楽になることが多いようです。
筋緊張性頭痛の原因
原因は、体のストレスと精神的ストレスによる「筋肉の緊張」です。
原因(1)身体的ストレス
不自然な姿勢が筋肉に負担となり、体のストレスとなって、症状があらわれます。たとえば一日中パソコンに向かって仕事をしている人に多く見られます。
パソコンの時の姿勢は、上半身を前かがみにして指先を浮かして作業する姿勢。これは人間にとっては不自然な姿勢なのです。ましてやその姿勢を長時間続けると、首・肩・背中の筋肉がかたくなって疲労物質がたまってしまい、やがて筋緊張性頭痛を引き起こしてしまうのです。
原因(2)精神的ストレス
人間関係、仕事のプレッシャー、緊張、不安、などの精神的ストレスは、交感神経を刺激してしまいます。
交感神経が刺激される
⇒ 全身の筋肉が緊張する
⇒ この状態は脳にとって負担となる
⇒ 痛みを調整する機能がはたらかなくなる
⇒ 筋緊張性頭痛が続いてしまう
一度頭痛が起こると、痛みによって筋肉がさらに緊張して血流も悪化してそれが症状をひどくして・・・という悪循環におちいることがあります。
では次に、ふだんの生活でできる対策について、お伝えします。
筋緊張性頭痛の対策
筋緊張性頭痛の一番の対策は、筋肉の緊張をゆるめること。
さきほど『症状』のところで「お風呂に入ったり、運動をしたり、マッサージをうけたり、お酒を飲んだりすると、症状が楽になることが多いようです。」と紹介しましたが、それらはすべて筋肉がほぐれたことで症状がラクになったのです。
ですので、マッサージ、ストレッチ、お風呂、軽い運動、といった方法で、かたくなった体をほぐしてあげることがもっとも大切。体をほぐせば交感神経は落ち着いて血流もよくなります。体がふわりとゆるめば体への負担もスーッとやわらいでいくでしょう。
ストレスを減らすこともとても大切ですが、そう簡単にはいかないもの。だからこそ、全身の筋肉をほぐして体の負担を軽くすることが大切なのです。そこで・・・
きたこしがや東口整骨院で体を深くほぐしましょう
きたこしがや東口整骨院では効果的な治療を行い肩の痛みなどの症状を取り除き頭痛をなくしていきます。
また通いにくい方には普段の生活で行える効果的なセルフケアをお教えいたします。
ふだんの生活で体をほぐすといえば、お風呂。熱すぎない温度の湯船にゆったりとつかれば、じんわりと体がほぐれていきます。シャワーだけで済ますと交感神経になってしまうので逆効果。湯船にゆったりつかるのがいいですね。
また、ストレッチをしたり、仕事や家事のあいまに首・肩・腕をまわしたり、自分で体をもみほぐしたり。散歩などの軽い運動もおすすめです。
きたこしがや東口整骨院で治療して毎日を快適に過ごしましょう。